Too-ticki May day 2018出展者さん紹介.5
Too-ticki May day 2018✨
5/6(日) 10時~16時
出展者さんの紹介はまだまだ続きます✨
今日ご紹介する出展者さんも、初めましての出展者さんです✨
「博多織 はかたび」さん。
実は、伝統博多織の職人さんでも有る「はかたび」さんより素敵な手紙が届いています。
今回はその手紙を引用してお店のご紹介とさせて頂きますね。とっても素敵なお話です!
『今日は雨ですね(*´ω`*)
私は朝から工房にこもり掃除をし一息。今日は一日 糸繰りの予定です。せっかくの雨なので
【雨と博多織について】
実は博多織にとって雨は【恵みの雨】なんです。
博多織は通常3mぐらいの織機に巻いたタテ糸を設置し、13本を1つに束ねた絹糸を織り込んで行きます。
他の繊維より細く動物繊維・伸縮する絹を束ねて使用するのだからそれは大変な仕事です。その作業を進めていく中で先人は疑問に思うことがありました。
雨の日は仕事がしやすい…なぜだ⁇
ほとんどの博多織は絹100%(国の規定で50%以下は博多織と認められません)当工房も もちろん絹100%
絹は一番人の細胞に近い【天然繊維】です。
絹糸は晴れた日には乾燥し、乾燥した絹糸は軽くなり摩擦などにより束ねた糸が広がるほど静電気が発生することがあります。
ところが、雨の日はしっとりまとまりしなやかな美しさを放つのです。
より美しい織りを行える環境の為、今では水分を空気中に散布する保湿器を設置する織元も少なくありません。
我が工房も一応女子…女子なので!マイナスイオンを発する美肌効果も期待されずあのお姉さんCMで一世を風靡したものを使用しております。が、自然には勝てません。。(水分の放散量がです)
本日は天の歌声(雨音)を機音に乗せて絹糸を織り進めて行きたいと思います。
皆さま良い週末をお過ごしくださいませ。
手織博多織工房 はかたび』
以上です。
この美しい絹糸を使ってタッセルやイヤリングを作ったり、作品をご購入もして頂けます♡
今年も、母の日のプレゼントに手作りされてはいかがでしょう♬